GCOE集中講義「数学と自然科学・社会科学II」 (2009年11月2日、5日、6日)

多様な人材育成プログラムの一環として、GCOE集中講義「数学と自然科学・社会科学II」を開講します。

講義名: 数学と自然科学・社会科学II
場 所: 京都大学理学研究科3号館110講義室

講義日程・講師・テーマ:

11月2日(月)
13:30 - 15:00
「建設業における振動工学1」 大林組 高野 真一郎氏
ばねと質点を用いた振動理論を用いて、建設業におけるさまざまな振動問題について解説します。

15:30 - 17:00
「建設業における振動工学2」 大林組 高野 真一郎氏
地盤のような連続体における振動理論について概観し、地震動のシミュレーションなどへの応用について解説します。

11月5日(木)
10:30 - 12:00
「情報技術分野の研究最前線」 IBM東京基礎研究所所長 森本 典繁氏
今後、世の中で必要とされる情報技術とはどのようなものでしょうか? その問いに60年以上答え続けているIBM Researchの最新動向を映像を交えて分かりやすくご紹介します。

13:30 - 15:00
「IBM Researchの長期技術戦略」 IBM東京基礎研究所所長 森本 典繁氏
世の中にインパクトを与える研究を継続して行うにはどうしたらよいでしょうか? IBM Researchが時間をかけて築き上げた長期研究戦略の策定、運営方法の一端をご紹介します。

11月6日(金)
10:30 - 12:00
「最適化手法の数理」 京都大学数理解析研究所 岩田 覚氏
様々な制約条件の下での最適解を探し出す最適化技術は、線形計画法の誕生以来60年以上に渡り、着実な進歩を続けてきました。これまでの歴史を踏まえて、最新の研究動向を紹介します。