多様な人材育成プログラムの一環として、GCOE集中講義「タンパク質構造とトポロジー:パーシステント・ホモロジー群入門」を開講します。
この集中講義は2つの講義により行われ,評価はその2つを合わせたもので行なう.
1つ目の講義: 「生物の複雑制御ネットワークを数理的に解明する」(2012年11月26日-27日 / 望月敦史氏)
日 程 | 2013年1月28日(月)16:30〜19:00 2013年1月29日(火)15:00〜17:00 2013年1月30日(水)10:00〜12:00 |
講義名 | 数学と自然科学・社会科学 I |
タイトル | タンパク質構造とトポロジー:パーシステント・ホモロジー群入門 |
講 師 | 平岡 裕章氏(九州大学・マスフォアインダストリ研究所) |
場 所 | 京都大学理学部3号館108講演室 |
離散データ解析のトポロジカルな手法として,近年パーシステント・ホモロジー群が注目されている.この講義では,パーシステント・ホモロジー群や関連する計算トポロジーの理論的な側面とその具体的な応用例について紹介する.はじめにパーシステント・ホモロジー群を有限生成加群として特徴付け,その基本的な性質を説明する.またパーシステント・ホモロジー群の幾つかの拡張についても紹介する.最後にトポロジーのタンパク質構造解析への応用について解説する.