多様な人材育成プログラムでは、日本アクチュアリー会との協賛で、数学・数理解析専攻アクチュアリーサイエンス部門 保険数学集中講義「社会保障の数理」を下記の通り開講します。
記
6月28日(火)14:00〜15:30 | 「社会保障入門」 |
6月29日(水)14:00〜15:30 | 「公的年金財政の数理(附:年金数理の補足)」 |
6月30日(木)14:00〜15:30 | 「人口分析の方法と人口推計のモデル」 |
7月1日(金)14:00〜15:30 | 「社会保障の経済学のいくつかの話題」 |
場 所: | 京都大学理学部3号館127大会議室(定員80名) |
講 師: | 廣瀬 賢一氏 ILO 中東欧地域事務所 社会保障専門官 Senior Specialist in Social Security |
対 象: | アクチュアリーサイエンスに興味のある学部生、大学院生 日本アクチュアリー会の会員 (事前の申込は不要。理学部以外の学生の参加も可) |
問い合わせ: | 京都大学大学院理学研究科数学事務室 |
グローバルな経済の変化と将来見込まれる人口の少子高齢化のなかで、社会保障制度の長期的な持続可能性を確保していくことが全ての国で喫緊の課題となって いる。提起される様々な政策の効果を量的に評価し、また、新しい政策を自ら提案していくためには、数理的な手法はなくてはならないものである。そうした手 法のうち、講師の17年間の国際機関における、主に発展途上国や移行経済国に対する技術協力の経験の中で、有用であったものをいくつか紹介する。学部レベ ル以上の高等な数学は使いません。
なお、将来、世界を舞台に数学を活用していくこと(例えば、アクチュアリー)を志望している人のため に、「数学の社会における有形·無形の効用」「英語コミュニケーションの技術と対策」「外国からみた日本」「海外生活·留学·勤務のすすめ」といった話題 について、余った時間や講義時間外のインフォーマルな時間に説明する予定です。
詳細はこちらのPDFファイルをご覧ください。