セミナー

発表言語 日本語
開催日 2012年10月24日 16時30分
終了日 2012年10月24日 17時30分
開催場所京都大学数理解析研究所110号室
セミナー名談話会
タイトル 放物型Anderson模型について 
分野 解析
その他
講演者名福島 竜輝 (Ryoki Fukushima)
講演者所属京大・数理研
概要ランダムなポテンシャルを伴うSchroedinger作用素は
Anderson Hamiltonianと呼ばれ,不純物を含む結晶中の電子の状態を
記述するモデルとして盛んに研究されており,完全結晶では起こり
えない局在などの興味深い現象が起こることが知られている.
ここで,電子の運動を記述するのは双曲型の方程式であるが,対応する
放物型(拡散)方程式に関しても古くから研究されている.これは元々
Anderson Hamiltonianのスペクトルの研究に有用であることから始め
られた研究であるが,その後拡散粒子の局在自体が独立な興味の対象
となり,様々な設定で研究が進められている.本講演ではこの放物型
の問題について,その起源から最近の結果までを講演者の結果を
交えつつ概観したい.
備考16:00-16:30 1階ロビーでtea

◆ 多数のご来聴をお待ちしております.
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リンクhttp://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/seminar/danwakai.html