セミナー

発表言語 日本語
開催日 2011年12月27日 14時30分
終了日 2011年12月27日 15時30分
開催場所京都大学数理解析研究所402号室
セミナー名第52回 GCOE tea time
タイトル Taylor model法による常微分方程式の初期値問題の解の検証理論について 
分野 代数
幾何
解析
その他
講演者名宮路 智行
講演者所属京都大学数理解析研究所
概要Taylor modelとは多項式と閉区間からなるある種のデータ構造である.各種演算や関数を定義することで,Taylor modelを系統的に取り扱う.多くの場合,Taylor modelは何らかの関数の近似多項式及び近似誤差の厳密な包囲区間と見なされ,数値的検証法に利用される.素朴な区間演算に基づく方法の一種の拡張であり,より高精度な計算が可能となる.本講演ではTaylor modelについての簡単なレビューを行い,常微分方程式の初期値問題への適用について理論と計算例を述べる.
備考他分野の話を聞いたり、若手研究者と交流する良い機会ですので ぜひ参加してください。飲み物、おやつも用意する予定ですので、お気軽にお越しください。