セミナー

発表言語 日本語
開催日 2011年02月22日 15時00分
終了日 2011年02月22日 16時00分
開催場所京都大学数理解析研究所402号室
セミナー名第37回 GCOE tea time
タイトル Cluster algebras and dual canonical basis 
分野 代数
幾何
解析
その他
講演者名木村 嘉之
講演者所属京大数理研
概要cluster algebraとは, Fomin-Zelevinskyによって2002 年に導入された
有理関数体 の部分代数で, initial seedと呼ばれる不定元 から
mutationと呼ばれる操作で得られるcluster variableとよばれる元たちで生成されるもので、
Grassmann多様体の斉次座標環におけるPlucker座標たちの一般化と考えることができる。
cluster algebraのもつ組み合わせ的な構造は、
多元環の表現論や様々な分野との関わりを持ち、非常に盛んに研究されている。
講演では、cluster algebraの定義や簡単な例を紹介したあと、いくつかの基本的な性質や予想を述べたい。
備考他分野の話を聞いたり、若手研究者と交流する良い機会ですので ぜひ参加してください。飲み物、おやつも用意する予定ですので、お気軽にお越しください。