セミナー

発表言語 日本語
開催日 2011年02月07日 13時00分
終了日 2011年02月07日 14時30分
開催場所京都大学理学部3号館 (数学教室) 108号室
セミナー名離散幾何解析セミナー
タイトル 確率測度の最適化と通信路容量  
分野 幾何
解析
講演者名池田 思朗氏
講演者所属統計数理研究所
概要確率的に振舞う雑音のある通信路を用いた場合,単位時間に伝達できる情報には上限があり,これが通信路容量である.この問題は一般には入力に関する確率測度の最適化の問題として定義される.情報理論では,様々な1次元通信路において適切な制約条件の下,通信路容量を達成する入力分布が有限個の点からなる離散分布となることが知られている.この証明には複素関数論の一致の定理を用いる特徴がある.これまで行なった単一神経細胞通信路を例にこの証明の概要を説明し,問題点と今後の発展について議論する.
備考日程と場所が変更になりましたのでご注意ください。
リンクhttp://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~kumagai/DGA.html