発表言語 |
日本語
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開催日 |
2010年11月19日 14時00分
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終了日 |
2010年11月19日 17時00分
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開催場所 | 京都大学理学部6号館609号室 |
セミナー名 | 京都力学系セミナー |
タイトル |
wild diffeomorphism の新しい例の紹介 |
分野 |
解析 その他
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講演者名 | 篠原 克寿氏 |
講演者所属 | Universite de Bourgogne |
概要 | 力学系で,chain recurrence class の数が robust に有限個であるようなものを tame と呼ぶことにし,tame な力学系で 近似できないようなものを wild と呼ぶことにする.
wild な力学系の例として,(r 2) のカテゴリーでは,Newhouse によるものが広く知られ,研究もある程度進んでいるが,のカテゴリーでは,Bonatti, Diaz らが初めてそのような例を構成したのが10年ほど前であり,その性質に関する研究はまだそれほど進んでいない.今回の講演では,Bonatti と私が開発した wild diffeomorphism を構成する新しい技術を紹介し,また,その技術で構成された例の,力学系的性質に関して解説をしたい.
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備考 | 当日は,セミナー後に懇親会を予定しています.ふるってご参加下さい. |
リンク | https://www.math.kyoto-u.ac.jp/dynamics/ |