発表言語 |
日本語
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開催日 |
2010年11月16日 13時30分
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終了日 |
2010年11月16日 14時30分
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開催場所 | 京都大学数理解析研究所402号室 |
セミナー名 | 第31回 GCOE tea time |
タイトル |
結晶格子の幾何とスケール極限 |
分野 |
幾何 解析 その他
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講演者名 | 田中 亮吉 |
講演者所属 | 京都大学数学教室 |
概要 | 結晶格子とは自由アーベル群の作用を持つ無限グラフのことであり、正方格子、三角格子、六角格子、などを一般化したものです。このグラフの上のランダム・ウォークの漸近挙動については、小谷−砂田によって、1990年くらいから離散調和写像との関連を通して研究されて来ました。一方、統計力学や流体力学的極限では相互作用する多数の粒子の系のスケール極限が問題になります。そこでは、局所平衡という考え方が重要になっているように思います。tea timeではこの考え方が結晶格子の上でどのように考えられるか、また、結晶格子の局所的な構造とどのように結びついているかをお話できればと考えています。 |
備考 | 他分野の話を聞いたり、若手研究者と交流する良い機会ですので ぜひ参加してください。飲み物、おやつも用意する予定ですので、お気軽にお越しください。 |
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