セミナー

発表言語 日本語
開催日 2010年11月17日 16時50分
終了日 2010年11月17日 17時50分
開催場所京都大学理学部3号館 (数学教室) 110講演室
セミナー名大談話会
タイトル ラグランジュ部分多様体のフレアーホモロジーの計算と応用 
分野 代数
幾何
解析
その他
講演者名深谷 賢治
講演者所属京大・理
概要シンプレクティック多様体のラグランジュ部分多様体に対して,
フレアーはフレアーホモロジーという不変量を20年以上も前に
導入した.

当初は定義のためにかなりきつい制約条件がついていたが,
Y.G.-Oh,太田啓,小野薫氏との共同研究で,それらをほぼ
取り払うことができた.

一般のラグランジュ部分多様体のフレアーホモロジーは,
ノビコフ環上のA無限代数のホモトピー論という,
かなり大掛かりなホモロジー代数的枠組みが必要で,
結果は相当複雑に見える.

一方ラグランジュ部分多様体のフレアーホモロジーの
計算は一般に難しく,最近に至まで計算例は非常に少なかった.

最近のY.G.-Oh,太田啓,小野薫氏との共同研究で,
トーリック多様体のトーラス作用の軌道など,多く場合に計算が可能になり,
また,その過程で,複雑に見えた代数的枠組みのほとんど全体が
実際の計算に自然に登場し,応用上も重要な意味を持って
いることがわかってきた.

この講演では,具体的な計算例を中心にラグランジュ部分多様体のフレアーホモロジー
とその応用について説明したい.
リンクhttp://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/seminar/danwakai.html