発表言語 |
日本語
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開催日 |
2010年10月26日 13時30分
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終了日 |
2010年10月26日 14時30分
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開催場所 | 京都大学数理解析研究所402号室 |
セミナー名 | 第30回 GCOE tea time |
タイトル |
Coarse geometry and Topology of Higson corona |
分野 |
幾何
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講演者名 | 深谷 友宏 |
講演者所属 | 京都大学数学教室 |
概要 | Coarse geometryとは標語的にいえば,距離空間を荒く見たときの大域的な振る舞いを調べる幾何学です.その背景として,Novikov予想やBaum-Connes予想があります.この講演ではそうした背景について簡単に説明した後で,距離空間の無限遠境界を利用するというHigsonのアイディアを紹介します.HigsonはHigsonコロナと呼ばれる境界を導入しました.HigsonコロナはCoarseカテゴリーからCompact Hausdorff空間への関手になっているなど,良い性質を持っている反面,非常に複雑で具体的には手のつけられようが無いような空間になっています.Higsonコロナと(Coarse版)Baum-Connes予想との関連を述べた後,時間があれば,Higsonコロナのトポロジーに関する講演者の結果を述べたいと思います. |
備考 | 他分野の話を聞いたり、若手研究者と交流する良い機会ですので ぜひ参加してください。飲み物、おやつも用意する予定ですので、お気軽にお越しください。 |