セミナー

発表言語 英語
開催日 2010年10月06日 16時30分
終了日 2010年10月06日 17時30分
開催場所京都大学理学部3号館 (数学教室) 127大会議室
セミナー名談話会
タイトル Quantization and modularity in Gromov-Witten theroy 
分野 代数
幾何
解析
その他
講演者名Hiroshi Iritani
講演者所属kyoto university
概要Gromov-Witten不変量は複素多様体の中の正則曲線の個数を
数え上げる不変量である.これらの不変量の生成母関数はさまざまな
興味深い性質をもつことが知られている.WittenやGiventalによれば,
高種数の理論は種数0の理論のある量子化ととらえることができる.
そのことから,種数0の理論のモノドロミーが高種数の理論の対称性
として作用することが予想され,生成母関数の保型性が期待される.
本講演ではGromov-Witten理論における無限次元の幾何学的量子化の
枠組みを紹介し,保型性への応用なども述べたい.
リンクhttp://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/seminar/danwakai.html