セミナー

発表言語 日本語
開催日 2010年10月30日 15時30分
終了日 2010年10月30日 17時00分
開催場所京都大学理学部3号館 (数学教室) 110講演室
セミナー名「計算機を用いた数学研究」GCOEセミナー
タイトル モンテカルロ法,乱数,および疑似乱数 -- モンテカルロ積分 
分野 解析
その他
講演者名杉田 洋氏
講演者所属大阪大学理学研究科
概要確率変数 X の期待値を推定するために,X の独立なサンプルを多数生成し,その相加平均(標本平均)をコンピュータで計算する手法をモンテカルロ積分という.モンテカルロ法の実例のほとんどはモンテカルロ積分である.ここでは,用途をモンテカルロ積分に限れば安全な疑似乱数生成器が存在することを示す.すなわち,モンテカルロ積分は疑似乱数を用いていても数学的に正当化できるのである.とても実用的な例として「ランダム Weyl サンプリング(RWS)」と「動的ランダム Weyl サンプリング(DRWS)」を紹介する.
リンクhttp://gcoe.math.kyoto-u.ac.jp/whatsnew/10oct29_cmp.html