セミナー

発表言語 英語
開催日 2010年06月30日 16時30分
終了日 2010年06月30日 17時30分
開催場所京都大学理学部3号館 (数学教室) 127大会議室
セミナー名談話会
タイトル Iwasawa theory for modular forms and incarnation of Zeta 
分野 代数
幾何
解析
その他
講演者名Kazuya Kato
講演者所属University of Chicago
概要 古典的な岩澤理論では,円単数という,ゼータ関数の化身が大活躍する.
保型形式の岩澤理論では,Beilinson element というゼータ関数の化身が
大活躍するのでは,と講演者はかつて思い,円単数が岩澤理論で用いら
れるように, Beilinson element が保型形式の岩澤理論でさかんに用い
られる日が来るのでは,と思った.そして,日本の昔話に鶴の化身や
蛇の化身が現れるから,岩澤理論で日本の昔話が活躍する日が来るのでは
とも思った.この最後の予測は必ずしも現実化しているとは言えないよう
である.しかし,Beilinson element が多くの人によって岩澤理論に用い
られるようになっている.そのことを紹介したい.
リンクhttp://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/ja/seminar/danwakai.html