セミナー

発表言語 日本語
開催日 2009年10月23日 14時00分
終了日 2009年10月23日 18時00分
開催場所京都大学理学部6号館609号室
セミナー名京都力学系セミナー
タイトル Some applications of Zalcman's lemma to complex dynamics 
分野 幾何
解析
講演者名川平 友規
講演者所属名大・多元数理
概要 1970年代,L.Zalcmanは(複素1次元)正則写像族が正規族で「ない」ための
必要十分条件を与える補題を証明した.
本講演では,この補題の1次元複素力学系への応用例をいくつか紹介する.
少なくとも次の3つを解説する予定である:

- 「Julia集合内で反発的周期点は稠密(Julia, Fatou)」の簡単な証明
(after Schwick, etc.)
- 「Mandelbrot集合とJulia集合の類似性(Tan, Rivera-Letelier)」の簡単な証明
- Lyubich-Minskyラミネーションの簡単な構成方法,またそのvariantの構成

なお,講演後に懇親会を予定しています.
学生の方には参加費の割引もあるのでふるってご参加下さい.
リンクhttps://www.math.kyoto-u.ac.jp/dynamics/